UVA?UVB?知っておきたい正しい日焼け止めの選び方と使い方
美容や美白の大敵と言えば?そう、紫外線です!
夏や晴れた日だけではなく、雨でも曇りでも1年中ずっと紫外線が降り注いでいます。
雨の日で(晴れの日の)約15~20%、曇りの日は約35~40%
特に4月から9月にかけてはその量がかなり増えるので、注意が必要です。
太陽が出ていないからいいやとか、洗濯物を干すだけだから、などと言って油断して日焼け止めを使わずにいると、後から肌トラブルで困ったことになる可能性が大です。
具体的にどんなトラブルになるかというと
・シミそばかす
・たるみ
・しわ
といったやっかいな肌トラブルの原因になってしまいます。

Zeitderfrau / Pixabay
紫外線は2タイプに分かれます。
●UVA(紫外線A波)→シミ、シワ、たるみの原因
紫外線の95%を占めているのがUVAです。
パワーは弱いものの、量が圧倒的に多く、肌に浸透する力が高いことが特徴です。
UVAを浴びると20~30%肌の奥にある真皮層にまで深く入ります。
●UVB(紫外線B波)→日焼け、シミに繋がります
紫外線の5%がUVBです。
肌の表面で受け止められ、海水浴や山登りなどで日焼けする原因はこのUVBによるものです。
私の中では、UVAは見えないけれど大量の細くて長い矢、UVBは少ないけど短い矢とイメージしています。(そう思うと怖くなるので、せっせと日焼け止めを塗っています)
正しい日焼け止めの選び方と使い方
日焼け止めは、表示をみて選ぶことが大切です。
●SPF(サン プロテクション ファクター)
UVBを防止する力を表し、最高値は50+です。
●PA(プロテクション グレイド オブ UVA)
UVAを防ぐ力を記号(+)を使って4段階に表示しています。
例)PA+(効果がある)
PA++++(極めて高い効果がある)
<選び方>
SPFとPAの表示を見て、用途に合ったレベルの日焼け止めを選ぶことが大切です。
表示が高ければいいという考えは×です。
なぜかと言うと、効果が高いものは、それだけお肌に負担をかけることになるからです。
買い物など日常生活では
SPF10もしくはSPF20、PA+もしくはPA++あたりがおススメです。
海や山などのレジャーには
SPF40もしくはSPF50、PA+++もしくはPA++++がおススメです。
日焼け止めを1つ持っていてもオールマイティーには対応出来ないので、いくつか用意して使い分けることが必要です。
ちなみに私は、日常生活用、軽い運動用、アウトドアなどのレジャー用と使い分けています。
<正しい塗り方>
ポイントは、優しく肌に伸ばすようにして塗ることです。
決して強くこすったり、すり込んだりしないように気をつけましょう。
そして、3時間をめどに塗りなおすことも大切なポイントです。
<落とし方>
日焼け止めはボディソープなどを泡立てて落とせるものが多くありますが、中にはそれだけでは落ちないものもあります。
最近では、日焼け止め専用のクレンジングも登場しています。
落とし方で一番大切なのは、優しく丁寧に行うことです。
力を入れたり、こすったりすると黒ずんで色素沈着を起こすことがあるので、注意が必要です。
<ケア>
シミやシワにさせないためにも、ていねいなケアが必要です。
まずは、その日のうちにしっかりお肌をクールダウンさせましょう。
しっかり保湿をして、お肌にも水分補給をすることをお忘れなく。
以上のように、日焼け止めの選び方や使い方についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
紫外線防止加工が施された日傘や帽子などを上手く取り入れると、外出がますます楽しくなります。
日焼け止めを正しく塗って、紫外線をはねのけましょう。
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